本格フランスパン職人のスタッフ紹介About Us

フランスの伝統を、八ヶ岳の麓で。ル・プレジール・デュ・パンは、
フランスの伝統製法を大切にしながら、
“毎日食べても飽きないパン”
を目指す小さなブーランジュリーです。粉・塩・水。
必要なものだけを丁寧に選び、
余計なものは加えず、
自家製天然酵母を使って
ゆっくり発酵させています。
ひと口ふくんだときにふわりと広がり、
静かに残る香りの余韻を、
何より大切にしています。八ヶ岳の朝の静けさ、澄んだ空気、季節の光。
この土地だからこそ焼けるパンがあると
信じています。“おいしいパンで、日常が少し楽しくなるように。”
そんな思いを込めて、
今日も窯の前に立っています。

Venon Nicolas(ヴノン ニコラ)
1979年、フランス・ノルマンディー地方に生まれました。
幼い頃からパティシエになることが夢で、菓子とパンに魅せられ、
16歳で親元を離れ、製菓・製パン専門学校へ進学しました。19歳からはロンドンの二つ星レストランでパティシエとして勤務。
その後フランスへ戻り、ノルマンディー地方のパティスリーで経験を積み、
2004~2010年の6年間はパリでシェフ・ブーランジェとして務めました。
ウィンザーホテル洞爺「メゾン・カイザー」や「ドミニク・セブロン」での勤務を経て、2010年パリ市バゲットコンクールで3位入賞を果たしました。その間に妻と出会い、「日本でも、本場フランスのパンと菓子のおいしさを
届けたい」という想いを抱き、来日しました。
妻の地元・名古屋で「ル・プレジール・デュ・パン」を開業し、
14年間多くのお客様に支えていただきました。その後、八ヶ岳への移住を決めたのは、豊かな自然、澄んだ空気、
この土地ならではの気候に強く惹かれたからです。
一度訪れた際、パンづくりに最高の環境だと直感し、移転を決意しました。粉・塩・水といった必要な材料を丁寧に選び、
余計なものは加えず、自家製天然酵母を使って
ゆっくり時間をかけて発酵させる。
手間はかかりますが、その分、ひと口ごとに深い味わいが生まれます。店名に込めた想いは、“おいしいパンで、日常が少し楽しくなるように。”
フランスの伝統を、この八ヶ岳の地で大切にしながら、
皆さまの食卓に“ほっとする時間”をお届けできれば幸いです。

ヴノン 紀江
名古屋市出身。
中学生のころから料理やお菓子、パンづくりに興味を持ち、
「いつか自宅でパン教室やフランス家庭料理の教室を開きたい」
という夢を抱いていました。一般企業に就職した時期もありましたが、
学生時代からの夢を諦めきれず、再びパンの道へ。
ル・コルドン・ブルー神戸校で製パン技術を学び、
その後、名古屋の「ブーランジェリー・ブルゴーニュ」にて修行しました。パンを学ぶ中で、フランスの食文化に深く魅了され、
「本場で学びたい」という思いが強くなり、渡仏。
ル・コルドン・ブルー パリ本校でフランス料理を学び、
アストランス(ミシュラン二つ星)での研修を経て、
パリ市内のレストランにて勤務しました。
その後、縁あってメゾン・カイザーで働くこととなり、
そこで夫のニコラと出会いました。「本場の味を日本の日常へ」という想いを共有し、
帰国後、名古屋でル・プレジール・デュ・パンを開業。
14年間、お客様に支えていただきながら、
接客、企画、広報、イベント、オンラインショップなど、
店の“顔”としてお客様と向き合ってきました。八ヶ岳を初めて訪れた際、豊かな自然、澄んだ空気、清々しい風、
そして季節ごとに表情を変える景色に心を惹かれ、
「この場所で暮らし、ここでパンを届けたい」と直感。
パンづくりにとっても最高の環境だと感じ、移住を決めました。これからも、日々のちいさな幸せや、
“日常が少し楽しくなる時間” をお届けできるよう、
地域の皆さまとともに歩んでいければと願っています。




